*mML第１７６号 [#meaf9e28]

#contents

【修得の難易度】★☆〜★★☆「ポケットを使わない『カード・トゥ・ポケット』！？『巾着袋に通うカード』の手順を学ぶ！」 [#be6fa0ee]

今月号は「ポケットを使わない『カード・トゥ・ポケット』！？『巾着袋に通うカード』の手順を学ぶ！」と題しまして、計３手順をご紹介いたします。

　まず始めにご紹介します「ストップ・カード」は、書籍「カードマジック」（奇術入門シリーズ/高木 重朗・著）に紹介された作品であり、易しく演じられるストップトリックの決定版と言える秀作です。

　そして、上記に引き続き、岡野将太氏考案の「ブラインド」を演じます。 これは、多くのマニア・研究家・トッププロをも唸らせた大傑作であり、観客が目をつぶりフェイスアップでカードを配っていくにもかかわらずターゲットカードでストップしてしまうという奇跡のトリックです。 詳しくはここでは控えますが、不可能な現象を可能にする演出と方法論を堪能ください。

　そして、この後にさらに続けて、以前ご紹介した「ロバート・パリッシュのオープン・プレディクション」を演じていて、この手順構成こそが今号の１つのミソとなっています。 後段の手順にはそれなりの準備が必要なはずなのに、「ブラインド」の演技後、スムーズにシームレスに移行できる点が見どころで、その狡猾なアイデアに注目です。 ライブ映像でも上記３つのトリックを続けて演じており、同一テーマを３回連続で披露しているにも関わらず、観客を飽きさせない見事な構成となっています。 ゆうきとも氏らしい演者にストレスのかからないハンドリングと演出をお楽しみください。

　そして、「袋とカードのルーティーン」は、サインカードのトランスポジションと移動がテーマです。 前半のトランスポジションはアル・ベイカーとダイ・バーノンの知られざる共作が原案となっており、一風変わったタッチにより、クリーンな交換現象を実現しています。 原案はポケットを使用する手順ですが、ゆうきとも氏のアイデアによりポケットの代わりに巾着袋を採用しています。 この変更により現象の明確さや操作性が底上げされると同時に、手順後半のサインカードの飛行に無理なく続けて演じられるようになりました。 より注目度が高い状況で現象が起こりますし、道具立てを取り込むことでフォーマルなショーに相応しい形式を作り上げています。

　「ゆうきとものオススメ書籍」のコーナーでは「トランプの不思議」（高木重朗・著）をご紹介します。 昭和３１年初版の名著が、現在、復刻版として販売されております。 難易度的にバランスがとれた教材で初級者から上級者まで楽しめます。 詳しくは映像内のゆうきとも氏の講評をお楽しみください。

　「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、「蘇武牧羊」を紹介しています。 文字が描かれたカードの中から、観客が心に決めた文字を当てるというトリックです。 トリックの構造が興味深く、観客に種明かしをして一緒に楽しむことができる変わり種です。 お客さんと盛り上がりましょう。

***特集：盲目のストップカード！ [#a1462a57]

:[[ストップ・カード]]（[[Henry Christ]]／[[高木重朗]]）|マジシャンはトップからカードを1枚ずつめくっていき、観客が自由にストップと言ったタイミングで止めます。
なんと、観客がストップした場所のカードは、事前に選ばれた「観客のカード」なのです！


:[[ブラインド]]（[[岡野将太]]／[[ゆうきとも]]）|マジシャンはデックを表向きの状態で観客に手渡したら、目をつぶってもらい表向きのまま上から1枚ずつ配っていってもらいます。
そして、自由なタイミングで配るのをやめてもらいます。
なんと、観客が手を止めた場所に置かれているカードが、マジシャンの予言と完全に一致するのです！

***特集：「ポケットに通うカード」の発展形！[#k7dd2f62]

:[[袋とカードのルーティーン]]（[[Al Baker]]／[[Dai Vernon]]／[[ゆうきとも]]）|巾着袋の中のスペードのエースと、マジシャンの手元の観客のサインカードがなぜか入れ替わってしまいます！
さらに、観客のサインカードが巾着袋の中に飛び込むのです！

***特集：ゆうきとものオススメ書籍 [#q7fae618]

:[[トランプの不思議]]|

***実践派のためのクイックマジック [#x9f4f146]

:[[蘇武牧羊]]|

**この号で収録されている技法・用語 [#u92fa0ef]

[[Henry Christ]]、[[高木重朗]]、[[岡野将太]]、[[Al Baker]]、[[Dai Vernon]]